高金利の商品は、政治的不安のリスクがあることに注意しましょう。

高い利回りに隠された危険性

南アフリカ共和国について

南アフリカの通貨はランドで、新興国の中でも代表的な通貨といわれています。

 

南アフリカの経済発展は、金、ダイヤモンド、プラチナなどの豊富な天然資源や産業の振興の影響が原因といわれています。
さらにワールドカップサッカーの開催時期では、世界から注目され、投資が集中し、急激な好景気となりました。

 

よって、南アフリカのランド建ての外貨預金は高金利商品となり、現在でも5%もの金利になっています。

 

米ドルや豪ドルと比較しても高い金利であり、金利狙いの商品としては最適であるといえます。

 

 

ハイリスクな南アフリカの外貨商品

高い金利通貨である南アフリカのランド建ての外貨商品は人気のある商品です。

 

しかし、南アフリカのランド建ての商品にもリスクがあります。それは、政治的不安のリスクです。
南アフリカは、かつては、イギリスの植民地であり、アパルトヘイトという制度のあった国です。
アパルトヘイトとは人種隔離政策のことで、黒人と白人を分ける差別制度のことをいいます。
その影響は今でもあるといえます。

 

また、南アフリカは、新興国の中でも治安がとても悪く
貧富の格差や凶悪的な犯罪が多発しているという問題は今後の南アフリカ経済に影響を与える可能性があります。

 

具体的には、黒人が一斉に武装蜂起をして内戦が勃発するというような事態もありえます。
すると、南アフリカの経済の勢いは失速して、南アフリカランド建ての商品も無価値になってしまいます。

 

南アフリカランド以外でも経済発展が著しい新興国は、闇の部分を抱えています。
よって、高金利の商品は、政治的不安のリスクがあることに注意すべきといえます。

 

ただし、南アフリカは、前述したように政治的な事情で一時的に経済が失速しても、経済環境は整っており、
長い目でみてランド高がすすめば、高金利でもあるので、二重のメリットのある通貨といえます。

 

したがって、政治事情に注目しつつ投資していくには、南アフリカの外貨商品は好都合な商品であるといえます。